8/19 tue

今日も比較的早めの帰宅だった。(でも9時過ぎ)今日の仕事が終わったのが42st&Madisonだったので、何となく東に歩き出す。で、この先にウールワースがあることに気がつき、覗いてみることにする。100年以上も続いた日本で言うディスカウントストアのような所だが、この度全米の400店舗以上を全て閉めることになったらしい。で、今はGoing out of businessセール(店じまいセール)の真っ最中。予想通り大したものはないし(売れ残りという意味ではなく、元々魅力的な商品はほとんどない)、ほとんどのものが20%オフにしかなっていないので、あえて今買うものもないなと思い、何も買わずに店をでる。そのまま42st 3rd Aveからバスに乗り、57stでM31にトランスファーして帰ったのだが、これが大失敗。タイミングがものすごく悪かったみたいで、どちらも10分以上待たされ、しかも満員。昨日とうってかわって大ハマリだった。(教訓・中途半端に早い時間にはバスを利用するべからず)

ウールワースといえば、そこにでもある安売り店で、実際の経営はとにかく、あまり潰れるというイメージはなかった。歴史もあるし、(黒人がはじめてサーブされる側に座ることを許されたのもウールワースだし、ドイツにある支店が、アメリカ系ユダヤ人の店として、ナチスドイツから執拗な嫌がらせをうけたのもウールワースだ。・・・って相変わらずどうでもいいことをよく知っている私・・・)自社ビルも多いので、ずっとこれからも、そこにあり続けるものという感じだった。

しかし私の住んでいるヨークビレの、メインストリート86stの東側は、よく大型チェーン店が潰れる。この2年以内に、トレダーホーン(家電安売り店)、リッケル(ホームセンター)、スポーツ(運動具)そしてウールワース・・・どんどん不便な街になってくようでこの先不安である。まあ元々不便だという説もあるが・・・・(笑)





日本にいたときに当然アメリカにあるだろうと思って、実は全然ないものは結構ある。例えばタバコ。タバコ自体は西海岸に比べてまだ東海岸は寛容な方みたいなので、ちゃんと売っているのだが、私が日本で吸っていた(今はやめているが)「フィリップモーリス」なんて、アメリカ最大のタバコ会社の名前がそのまま付いたタバコなのだから、当然あると思ったのだが、どこに行ってもない。「ケント」も「ラーク」もない。あるのはひたすら「マルボロ」だけ。あとはメントール系の「セーラム」「クール」シリーズが少し。まあ今は吸っていないからもうどうでもいい事になっているが・・・・ちなみに田舎の方に行くとまだまだタバコ吸う人は多い。ホワイトカラー全てがタバコを毛嫌いしているわけでは決してない。

Macintoshも非常にマイナーな扱いだ。日本では4人に1人はMacintosh派という感じだと思うのだが、こっちでは10人に1人いればラッキーという感じで、非常に肩身が狭い。教育関係で頑張ってはいるものの、一般的な感覚からすると、既に「誤差」の範囲らしい。(苦笑)その割にはコンピュータショップでの売り場面積は、健闘していると言えるのかもしれない。但しどこも当たり前のものを置いてあるだけなので、ちょっと変わったものを買おうとすると、どこに行ってもないと言うことがままある。そう言った意味でMac Warehouse(日本にもあるらしいが)などの通販は力強い。私も今のマシン8500/150は通販で買った。

  1. 品揃えが豊富
    まあ、無店舗商売だし、土地の安いところに倉庫は作ればいいのでこれは当たり前と言えば当たり前。

  2. カタログが無料
    これもある面当たり前だが、一度何か買うとその後1年以上カタログが自動的に送られてくる。で、それが150ページほどあるちょっとした冊子で、1ヶ月に1回の割合で送ってくるのだ。これは結構購買意欲をそそる。(といっても私は、何も買えない貧乏人だったりするわけだが・・・)

  3. セールスタックスがかからない
    つまり、その会社以外の州の人にものを売る場合、セールスタックスがかからないのだ。これは大きくて、特に本体など値の張るものを購入するときは大きい違いとなる。NYはセールスタックスが8.25%なので、例えば10万円相当のものを買うと、8250円税金が追加されると言うわけ。その分、本体のように重いものは送料が余分にかかるのだけど、それを差し引いてもかなりの節約だ。

  4. 早い
    プリンタぐらいまでの重さのものなら、夜11時までに注文すると、送料$3-で翌日に着くサービスをやっている。

  5. スタッフの対応がよい
    というか、普通の対応をしてくれる。日常普通の店での店員の態度が基準だとすると、ものすごい良い対応に感じるだけ。(笑)ま、これはアメリカに来た日本人のおそらく99.9%が感じることなので、そのうち憂さ晴らしにそのバカさ加減を書いてみようと思っている。乞うご期待!(笑)

話が少しずれたが、面白いことに値段も通販がリードしているような感じだ。つまり、コンピュータショップの方も、通販のカタログをみて値段付けをしているふしがある。何故かというとものの見事に本体の価格が連動しているのだ。ただし小物は必ず通販の方が安くなっている。

目次