10/11 sat

風邪ひきロングラン記録更新中である・・・・くそ。風邪の時に、大事をとって早めにベッドに入って、十分寝たにもかかわらず、かえって悪くなっていたりすることが良くあるが、これはものすごく損をしたような気になるな。

そういえば今日、この部屋に1年半住んでいてやっと気付いたことがある。それは、日本と蛇口を回す方向が逆なのだ・・・時計方向に回すと「閉まる」んである。こんな事は地球の暮らし方に書いてなかったぞ。(笑)





私の会社の近くは、「Comp USA」と「Computer City」という、大手コンピューターショップと「Data Vision」や「RCS」という中堅所の店や「Acer」の出店、その他多くの中国系のコンピュータ屋と、ボッタクリの電器店が密集している。よって、コンピューター関連のものを買うつもりであれば、マンハッタンでは一番良い場所だろう。(ちなみに40st〜37st Madison〜6 aveの間ね)

で、特にコンピューターショップで目立つのが、Mail-in rebate(メールインリベート)というシステムだ。これは指定のシールやバーコードと一緒にレシートのコピーを送ると、小切手でお金が返ってくるものだ。例えば$30- After mail-in rebate $20-というのであれば、買うときには$50-支払って、所定のものを送ると、小切手で$20-が返ってきて、結果$30-の買い物になると言うものだ。

基本的には、一時期の携帯電話0円とかの商法と一緒で、メーカーからのリベートや、先払いによる金利等で、ショップ側は儲かるので、別段不思議ではないシステムだが、最近はやたら売価とメールインリベートの金額が一緒、つまりタダの品物が多いのだ。今日もらったチラシを見てみると、あるわあるわ、プリンター用紙・ヘッドフォン・キーボード用引き出し・CDRディスク・フロッピ・ジョイスティックと、$3-から$30-までのものが全てタダになっている。もし日本のコンピューターショップで、同じ事をやったら、お祭り騒ぎは必至だろう。なんせタダでちょっと欲しそうなものが手にはいるのだから・・・

で、一度コンピュータショップに足を運んでいただきたい。そこには嘘偽りなく、タダの商品が山積みされている。だが、お祭り所か、誰も手を出そうとはしないのだ。なぜなら、メールインリベートは返ってこないと言うことを、みんな知っているからだ。(笑)

もちろん訴訟の国アメリカなので、単純に無視するだけではそのうち訴えられるのは目に見えているので、ものすごくせこい手を使うのだ。それはレシートと一緒に同封するべき「何か」なのである。つまりこの「なにか」を捨ててしまいやすいものにするとか、間違えやすいものにするとか、最後まで使わないと送れないものなどにするのだ。例えばフロッピだと、全体を被っているビニールに付いている小さいシールだとか、何種類も付いているバーコードのうちの一つだとか、フロッピに貼るラベルの裏側の紙だとかだな。

どうもメーカーの方で根負けを狙っているような気配なんである。それでも辛抱強く何回も問い合わせれば、最終的には返ってくるのだろうけど、少しの金額の為にそこまで時間を割くのもばからしい。ということで、まんまとメーカは普通の価格で製品を売ることに成功するのである。

今の所まわりでメールインリベートが返ってきた人の話は聞かない・・・・・(もちろん自分も含めて)


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