March 2003


1(土)

HISからファックスが来ていたので、記入して返送。ついでにオンラインバンキングで振り込みの手続きをしておく。

ニューヨークに行くからというわけではないんだが、同時多発テロのウェブ上アーカイブをまとめたページをぼやぼや見てみた。基本的には懐かしいような切ないような気持ちになったんだけど、やっぱりアメ人には、攻撃された理由は理解できないのだなというのを強く感じた。多くの人の命が奪われたことに対して「WHY!」というのは共感できるんだけど、なぜこんなことをするんだ?という「WHY!」に対しては、おめでたい奴らだなと思ってしまう。

あと、ペンタゴンの写真に飛行機の残骸らしきものが全く写っていないのはなぜなんだろう?ワートレのようにビルの内部で爆発したわけではないから、(ペンタゴンの中庭側は無傷)芝生に胴体こすったあととか、主翼の一部が確認できてもいいと思うけどなあ。どうせまた何か隠しているんだろうけど。

しかし、日本じゃセプテンバーイレブンスのことを「きゅーいちいち」というのね。226事件と同じ扱いのようでちょっと変な感じ。



2(日)

うちの近くに朝5時までやっているドラッグストアがあって、それなりに重宝していたんだが、今日見たらつぶれていた。なんか私が住むとコンビニエントなプロパティが失われていくのは気のせいか?

 


3(月)

中央職業能力開発協会というところ(名前からして天下りの臭いがするな)がやっている技能検定試験に舞台機構調整というのがるんだけど、まあこういうのは実際何の役にも立たないとは思いつつ、学校でなにがしかの目標としてこの手の試験を生徒に受けさせようという話があったので、9月頃一度問い合わせたことがあるんだな。で、メールで問い合わせたんだが、2週間ほどして(苦笑)返事が来て、「今回は締め切ったので次回は3月頃日程が発表になります。電話にてお問い合わせください。」という返事が来た。この時点で使えねぇ率100%越えだったんだが、まあ職員の中には不慣れな人もいるだろうと思って、(大人じゃん)3月になったので、今度は指定通り電話をしてみた。

えーっと、喧嘩売ってるのかな?

こちらは当然、「舞台機構調整の試験についてなんですが、以前お伺いしたところ3月に日程が出るとのことでしたので、その件につきまして詳しくお教えいただけないかと思いお電話さしあげたのですが・・」とまあ普通に丁寧に訊くわね。それに対して「あー、おたくは何級受けるつもり?」ってお返事♪

まあ一事が万事この調子。20年前の市役所や警察署でももっとまともな対応だったぞ。大して意味もない資格試験を2万円近く払って受けてやろうというんだから、もう少し普通の対応してねっ、税金泥棒さん。(はあと)

 


4(火)

ニューヨーク行く前に確定申告はちゃんと済ましておかなくてはね。(還付金がある立場なのでやたら協力的)ということで、しばらく書いていなかったので書き方を忘れたこともあって、熱田税務署まで出向く。

あら、いつの間にこんなおされな建物に?中へはいると妙に浮いた親切な対応で30分もしないうちに申告終了〜。で、話をよくよく訊いてみると、税金を申告後払わなくてはいけない人は毎年3月中旬の期限までに確定申告を済ませなくてはいけないんだけど、還付金がある人は別に締め切りはないらしい。請求は5年間は有効なので、極端な話5年分まとめて申告とかいうのもアリらしい。

次にコンタクト屋に行って、ちょっと前に右左が分からなかったものを検査してもらう。私が買ったのはコンタクトランドという店なんだけど、ここも全員スタッフが美人。ここも顔で選んでるな・・・

夕食は誕生日前だし、たまには美味いもの喰うかねということで、Aちゃんの働くワインバーアンドダイニングみたいな店で夕食。皿の面積の1/10以下しか使わないような料理は久しぶりだったので美味しくいただきました。

 


5(水)

さて、だいたい準備もすんだし、あとは行くだけだなと思っていたら、ご丁寧に帰国予定日の2日前に攻撃するかもよって・・・帰ってこれなかったらどうしよう・・・あ、それはそれでもいいか。(笑)しかしこのボケどもが↓


6(木)

お誕生日おめでとう。<自分(くすっ)

(涙)

 


7(金)

何とか準備をすましてからまず学校へ行く。まあメンテの立ち会いだけなので特にやることもなかったんだが、ちょっと長引きそうだったので早めに失礼してうちに帰る。大急ぎでシャワー浴びたらタクシーのお迎えが来たのであわてて降りてゆく。最初はバスかなとも思ったのだが、この大荷物を抱えて栄のど真ん中を歩くというのは考えにくいし、名鉄バスだから対応どうせ悪いし、バスにしては料金高いしということで、えいやっとタクシーを呼んでみたのだ。

で、名古屋にもMKタクシーができたのでためし呼んでみたのだが、なかなか対応はいいし、料金安いし、迎車料金もかからないのでおすすめ。帰りも予約してしまった。(下道で3000円くらい)

格安航空券独特の空港でチケットを受け取る方式も久しぶり。チェックインをすましてさっさとゲートに入る。PBG4をぱかっと開けてみるが、当然のように無線LANの入感なし。(まあ期待もしていなかったが)ぽちぽちと最近また始めたSound Engineeringのページの更新などしながら時間をつぶしていると搭乗の時間になる。 今回はエアーカナダ(むかし、カナディアンエアーじゃなかったっけ?)の名古屋バンクーバー便でバンクーバーから国内線でニューヨークに行く。カナダでアメリカ入国というのも変な感じだけど、まあよくあることだ。

しかし、アメリカにはジャンボ(747)という感覚が何となくあったので、767だったのがちょっと意外。JALだと結構日本の国内線に使われているのでボーイングのウェブで確認してみたら一万キロ以上飛べるのね。名古屋バンクーバー間が7765キロだから、まあぎりぎりでもないのか。しかし、767で燃料イパーイって、ワートレにつっこんだのと同じ状況じゃないか?(汁)

3列席を一人で座れなかったものの、乗客は少なく2列席で隣に人がいない状態だったので、結構楽に9時間ほどを過ごしてバンクーバー空港に。荷物をいったんピックアップして入国審査を抜けさっさと出発ゲートに入りPBG4をあけると、いえーい、無線LANが使えるのでインターネットし放題。パソと戯れていれば乗り継ぎの4時間なんてそう大した時間じゃない。

そうこうするうちに乗り継ぎ便の時間が来る。ここからは国内便扱いなので、他の国内線からの乗り継ぎ客でほぼ満席。でもまあ何となく5時間半乗り切りまして、夜の10時に久しぶりのJFKに到着。今までいつもJALだったから、今回は到着ターミナルが違いちょっと新鮮な感じ。飛行機でいっしょだったHちゃんとタクシーをシェアしてマンハッタンへ。Hちゃんがアッパーサイドだったので大周りになって、なんやかんやで夜の11時過ぎにローワーイーストにある滞在先の椎木宅に到着。

 


8(土)

滞在初日。のろのろと10時前から起き出しつつお茶漬けをごちそうになっていざ出陣。いやーこの辺は空が広いねっ。

まずは連絡用にプリケーをゲットせねばならないのだ。この辺はアーティストとチャイニーズと貧乏人のミックス地域なので、ビジネスセンターのようなものはなかろう。ということでまずは歩いていて見つけた漢字のほうが多いSprintショップに入って、「プリケーある?」と訊くと、「の」とのお答え。即答かい!と思いながらちょっと特殊な電器屋Radio Shackへ。「プリケーある?」と訊くと「あるよん」とのことなので、話を聞くとまあ100ドルちょっと。予定金額だったので速攻で購入。

アクティベートを待つ間騒音計など買ったりしていると、なにやらレジで大騒ぎになっている。まあよくあることなのでほっておくと、30分後くらいに「できたよ。」とのこと。確かに電話できるんだけど、留守電が上手く働かない。またもや大騒ぎして、結局キャリア側のミスで、もらった番号がすでにある電話の番号とだぶっていたらしい。つか、そんなことあっていいのか?結局また30分くらいかかって何とか新しい電話番号をもらって一件落着。一応こちらから電話もできるしこれでOKでしょう。しかし、やっぱりこっちの携帯って普及型はごっついなあと思って、椎木氏にデジカメで電話機を撮ってもらったんだけど、あの・・・かっこよすぎます。>写真

SOHOをちょっと冷やかしてイーストビレッジにてピザの昼食。喰いたかったんだなこれが。(笑)ぼとぼと油を落としながら喰うプレーンピザはやっぱり旨いなあ。(涙)

その後土曜日だからあいていないとは思いつつもCiti Bankに行き、ATMのところにある電話で、「月曜日に解約に来たいんだけど何がいるの?」と訊いたら、「電話でもできるよ、ハニー」とのお答え。でもよく訊くと、口座を閉めてそのときの金額をチェックにして送ってくるということらしい。「それって、送ってくるまでにどのくらい時間がかかるの?」と訊くと「5 business days.」(意訳:まあ一ヶ月でくればいいんじゃない?)とのこと。今回このお金を当てに来ているので、それじゃあ困るなと思いさらに訊くと、じゃあ、今日明日で全額引き下ろして、月曜日に解約すればいいよと言うことのなので、そうすることに。(カードでは一回に500ドルまで、一日に1000ドルまでしかおろせないので、2日間かかるのだな。)何となく日本みたいに銀行に行ったらその場で現金くれるのかなと思っていたのが甘かったが、まあ結果的にお金は手に入ったのでよしとしよう。

いったん椎木氏宅に帰って早速電話番号を連絡しようと思ったら、あれ?これやっぱり前の他人の番号のままやん。いやー、さすがアメリカ、さすがRadio Shackやってくれるなあ。(涙)とりあえず電話して「携帯買ったけど番号がおかしいよ。」というと、「ちょっとまて。」といってしばらくしてディスコネクテッド。この対応の悪さに懐かしさを覚えつつもう一度かけ直すと、ちょうど担当だったおばさんが出て、「あれ?おかしいなあ。今お客さんを対応中だから、かけ直すね。」ということなので、いったん切る。

ま、当然かかってくるわけがないので、30分後にまたかけ直すと結局ベライゾンに電話しろといって番号をいわれる。予想通りの展開に苦笑しながら言われたかけてみると、「んな番号はないよ、あすほー。」とテープの音声。もう一度Radio Shackに電話して他の番号を訊いて、その番号にかけてみるとずっと話し中。

まあ、いいか使えるみたいだし。(B型)

ということで、結局なにも解決はしなかったけど、結果として使えるのでオッケー。メールやらなにやらで滞在中に約束のある人たちに連絡を取る。

夕方は私のリクエストにより、しいき・わど・ほよ・ゆーいちの5人で上手上海♪久しぶりの小龍包に満足。ニューチャイナタウンのイタリアンカフェでお茶して解散。



9(日)

ニューヨークには観光できている訳なんだが、特に行きたいところがあるわけでもないんだが、喰いたいジャンクフードは山のようにあるので、計画的にまわらないとすべてのジャンクが食い尽くせないという訳の分からない状態。(笑)

で今日のお昼ご飯は、その辺のチャイニーズのセサミチキン〜♪with ぽーくらいらい(Pork Fried Rice)あ、チキンウイングも喰いたいかも〜というので、この量。(怒)

ええ、お百姓さんに怒られるので完食しましたよ。

しばらくチャイニーズはいらないな・・・

その後腹ごなしにてくてくと歩いて観光。といっても別に珍しいものがあるわけじゃなし、歩き疲れたので夕方椎木宅にもどって、夕飯代わりにポテチビールで就寝。

←スタバの壁に書かれた「STOP BUSH」

 


10(月)

おや、発砲事件ですか。しかもタイムズスクエアで・・・住んでいた頃タイムズスクエアでそんな派手な事件なんてなかったのに、(あ、パフィの発砲未遂?事件はあったか・・)やっぱり治安が悪くなってきているのかなあ?

結局日曜日にはお金をおろせなかったので、直接Citi Bankの窓口に行くと、あっさりと解約できてしかも現金をその場でくれた。まあ結果オーライ。慣れない大金を持ち歩いているので(といっても10万程度で、日本だとそれほどでもないんだが、財布の中に20ドルはいっていればまあ安心というニューヨークの生活では、結構意識する額なのだ。)足早に歩いて、ユニオンスクエアへ。

そこでもと同僚のゆきと合流してまずお茶、ユニオンスクエア名物の美男美女がウエイターの店でぼえぼえ話をしてから、まずはKrespy Cream。ゆきのいいかげんな記憶を元にうろうろしていると、チェルシーホテルより少しウエスト側に発見。なんか目新しいコーヒー何たらというのがあったので、それと定番のグレイズドを頼む。・・・えーっと、アメリカ離れてしばらくたっているので、私基本的な事柄を忘れていました。「損をしたくなかったら、食はコンサバティヴになれ。」・・・・コーヒー何たら、激マズ。


激マズのコーヒー何たら


グレイズドは相変わらず最高!!

その後Chez Brigitteに行く。小汚いフレンチなんだかイタリア家庭料理なんだか判らないお店。でも安くて美味いのだ。そのあとデザートを他の店で食って解散。

 


11(火)

今日のお昼はソーロンタン。コリアンタウンで腹ごしらえしたあとはスタッテンアイランドフェリーにのって、グランドゼロを見て、ブルックリンブリッジわたって、買い物してと観光の王道を漫喫。(←茶を登録したのが間違いでした。)グランドゼロはもうほとんど更地になっていて、特に印象のない場所になっていたけど、あの狭い場所に巨大なビル2つともう1つビルが建っていたというのがちょっと不思議。しかしセンチュリー21に行って(再開していたのね)電化製品を買う私って・・・

夜はイーストビレッジでサンライズを冷やかして(和土氏に偶然会う)モロカンレストランへ。なんか味が落ちた気がするなあ。

 


12(水)

田中氏が車で来てくれたので、フォレストヒルズにある店で飲茶。ついでに頼んだLo-Men(焼きそば)にうかつにもはまってしまう。またニューヨークで食べたいジャンクフードが増えてしまった・・・・・(汁)

せっかく車だしということで、マンハッタンに戻ってFDRから左回りにマンハッタン外周を一周。昼間なので美しいというわけでもないけど、それなりに新しくできたりなくなったりしているビルがあって、それをネタにしながらわいわいと楽しくドライブ。

最後の最後にコリアンタウンに送ってもらう途中、エンパイアの真下で検問に引っかかる。ここで飛び降りて思いっきり走り出したら撃たれるかなと妄想にかられるが、「この逆むけ剥がしたら痛いかな?」というレベルではすまなさそうな妄想なので、にこにこナイスなつーごく人を演じて無事釈放。

晩ご飯は今日もコリアンタウンでナチュラルトーフ。まあ絶対にはずさないしやすいのでお約束のように来るところなんだが、なぜか昔は違う店だった一階で営業中。「2階から移ったの?」とコリアン美人のお姉さん(整形)に訊くと、なんか2階は一ヶ月くらい前に火事を出したそうだ。まあたしかに炎の上がる厨房ではあったが、2階に火事があって一ヶ月もしないうちからその下で営業というのはなかなか根性あるなあ。

 


13(木)

日本に帰ってからの期間よりニューヨークにいた期間の方が長いので、あまり懐かしい感じとかはなく、淡々と毎日を飲み食いして過ごしているんだけど、湯のにおいが違うのは懐かしいねえ。水の堅さとか配管の古さの関係だろうけど、シャワーを浴びていると、ちょっと土っぽいにおいがするんだよね。

今日のお昼はベンダーのチキンライス39 St. Broadwayの屋台が最高なのでわざわざそこまで椎木氏といっしょに出かける。

でも正直言って、味変わりました。ライスがいまいち。チキンは相変わらず旨いんだけど、ライスに味がないので、ものすごく美味いというほどではなくなりました。(悲)

帰ってきてメールチェックしていてこの記事をちょっと読んだんだけど、なんだかねえ。VAIOの新製品が出た、それでどうのこうのという記事ならいいんだけど、ここまでヒステリックに「Centrino」という単語にこだわられると、おかしいを越えて哀れだね。初めてインテルの新しいチップを搭載したのに、それを軽視するのがそんなに許せないのかなあ?こんなんがよくテクニカルライタやってるなあとしばし放心。

と、そういえば究極の馬鹿ライタ岩谷宏の連載はまだ続いているのかとHOTWIREDに行ってみたら、去年の9月に終了していました。いやーめでたいめでたい。

 


14(金)

今日はまず朝から7ラインののレッドバードに乗りに行く。私とほぼ同い年のこの車両もついにお払い箱になるので、すべてが消える前に乗っておこうと思ったのだな。和土氏によると456ラインのレッドバードはほぼ壊滅状態らしいので、まだ半数近くが稼働している7ラインにしたのだが、もともと7ライン自体エレベーティッドトレイン(地下鉄が普及するまでのニューヨークは高架の上を走る電車が一般的だった。)の雰囲気を色濃く残していて楽しい。往復前にへばりついて十分堪能してレッドバードとお別れ。

町中で宣伝している「ジュリアーニ物語」。USAネットワークという局が制作した前市長の物語なんだけど、一年ちょっと前まで市長だった人のドラマを作ってしまうところはすごいなあ。ものすごく見たいんだけど放送日は3/30なので、ビデオ録ってもらおうっと。

SOHOでこの広告に「ファシスト」と書いてあったのはちょっと笑ったけど。まあ独裁者と強力なリーダーシップは紙一重だからねえ。

今日は「いつの間にか7年目」かおりちゃんがいる。Unique Studioへ。過去の栄光はすごい録音スタジオなんだが、今ではまあどこにでもある小汚いスタジオだ。オーナの判断で、24トラックのアナログマルチを売っぱらって、ProToolsのプラグインをそろえているらしい。(Kとか付いていないやつね)個人的にはそうじゃないだろうとは思うんだが、スタジオを経営するためにはそうも言っていられないとも思うので、難しいところだ。

とても参考になるお話ありがと。>「DJじゃないよ」かおりちゃん

 


15(土)

以前メールをくれたIARに通うK氏と初めてご対面。IARの近況などを訊きつつBBQのリブを両手をべとべとにしながら喰らう。

3時になったので、久しぶりにKマート前のスタバにログイン。今日はマックのお茶会の日だからねっ。でも1時間たっても誰も来ないので、和土氏と椎木氏に泣きの電話を入れでぼやぼやしていると、久しぶりのねこさんとその友達(ダボーのりこ)が来てくれたので、話を始める前にまずトイレに直行。(席を取っておくために動けなかったので。)そのうちにぼちぼちと人が集まり始めて、最後に恒例の飯会で、これまたお約束の美恵へ。

考えてみればなぜ私がジャパレスに来ているのだろうとは思いつつも、やはりヱビスビールで乾杯できるのはいい感じ。(笑)そういえば瓶だか缶だかどちらかは、アメリカ現地生産になってしまうらしいねえ>サッポロ

2次会でイーストビレッジの土曜の9時に6人がすんなりテーブルにつけるすばらしいバーに行き、お話の続き。私は途中で失礼してミッドタウンに。

ミッドタウンでHちゃんに再会して、あーだこーだと話すうちにもう3時。帰宅して爆睡。



16(日)

いやね、一応こんなご時世だから、朝でかける前に気温といっしょにCNN(=大本営)とかのニュースサイトを見て回って、戦争がどうなりそうなのかチェックするんですな。まあその流れで今日久しぶりにアサヒドットコムを見たんですが、なんか悲しくなりました。おまえらが戦争にいけ!(怒)

ということで、昼頃ぼえぼえ起き出して、アップルストアに行って、グランドセントラルに行って適当に買い物。夜は「を」と3年ぶりの密会。(笑)

そういえば今日マックで見かけた「新99¢メニュー・ATM」ってちょっと笑ったな。確かに高いところだと2ドル近く手数料取られるのでまあ安いし、サイドオーダーの99¢メニューにひっかけてあるのがいい感じ。

 


17(月)

一応最後の日なので、なんだかいつの間にかスケジュールいっぱい。元同僚ゆみこちゃんも一昨日からニューヨークに来ているということなので、ゆきと3人でイーストビレッジでお茶。ちょうどいい機会なのでクリームブリュレを注文。日本のクリームブリュレは、表面を割るとすぐ皿にぶつかってしまうんだが、こっちのものは下にたっぷりプリンがしいてあるので、食べたかったのだ。でも出てきたものはなんだかあまり深さがなくてちょっと不満。

2人に別れを告げて今度は和土夫妻と息子に会う。子供ってすぐでかくなるのね。公園でとりとめもない話をしてまた移動。

最後の晩餐は椎木・田中・のりこ・かよ・ゆきの6人でちょっとおされにフレンチビストロなど。今回久しぶりに会ったり、初めてあったりという組み合わせが多かったので、個人のプロパティ公開のような会話で一次会終了。その後軽く一杯ということで店を移動してお話の続きをしてから解散。

椎木宅に戻ってパッケージを始めるが、自分の思っていた以上に荷物があって(というか、口座解約で持ち慣れない現金を持っていたので、気が大きくなって住んでいるときだったら買わないようなものまで買い物してしまった模様。)

 


18(火)

飛行機の時間が7時半という嫌がらせのような時間だということもあるし、飛行機の中で寝るためということもあって、そのまま起きていて徹夜。時間通りカーサービスが来て何事もなく5時20分にJFKに着く。で出発時間の2時間前にはすでにチェックイン。でもバンクーバーまでは国内線扱いだから、こんなに早く来なくてもよかったのかもしれない。チェックインカウンターはユナイテッド共通なので、自分が早いほうなのか遅いほうかも判らないのだけど。

バンクーバーまでの飛行機はがらがら。すべての人が3列席で横になれる状態でいい感じ。途中「カナダへの入国書類は必要か?」とまわってきたので、流暢な英語で「のー、こねくてぃんぐ・ふらいと」と言ったら、「OK, to China. :-)」と言われた。

今回はないと思っていたのに・・・・やはり私はつーごく人か(涙)

アメリカから出るときはスーツケースも開けられず簡単に出国手続。例によってロビーでインターネットつなぎ放題で時間をつぶしていると、英語のニュースサイトで「George W. Bush’s 」と書いてあるところが日本語エンコーディングのまま表示すると「George W. Bush痴」と正しい変換になるから笑える。(いや、笑っている場合ではないんだが・・・)デューク東郷が始末してくれないかな・・・でも本当に次号あたりそういうストーリーが始まるかも。もっともわかりやすい世界情勢情報紙<ゴルゴ13

そうこうするうち他の便からの乗り継ぎ客も増えてきていやな感じ。団体3組じゃほぼ満員だなと思いつつも国際便乗り口へ。ええ、日本へです。(怒)乗ってみるとやはり満員。でも涼しい顔して一番後ろの二人がけのいすに座る。隣のおやぢがちょっと狙っていたっぽいがまあ気にしない。ということでめでたくほぼ満員の767で隣のいないシートゲット。(自己中)

格安チケットのエアカナダだったんだけど、まあまあのサービスかな?JALやANA便のスッチーのように日本語を話して、どんなリクエストにも常に笑顔というのが当たり前という人にはっつらいだろうけど。(男性の乗務員なんか明らかに人種によって態度違うし。)食事はがんばっている方。でもオムレツだけはやめておけ。カップヌードルの卵の巨大なものだと思えばよい。逆に美味いのがトマトジュース。ハインツのものなんだが、これがやたらに美味いのだ。

 


19(水)

時差で自宅に帰ったのが6時前。留守中は電気温水器を切っておいたので、シャワーを浴びられない。意外と元気だったので、荷物の片づけなどしながら11時くらいまで起きていたんだが、このあたりで睡眠の神様ご降臨で爆睡。

 


20(木)

起きたらブッシュのバカがおっぱじめていた。まあでも、ここまでわかりやすくアメリカのだめなところが出てきて、少しは目の覚めた人もいただろうなということを考えれば、狡猾なブレーンによって秘密裏に作戦実行され、巧妙に世界世論操作されなかっただけましかと思うしかないんだが・・・

で、昨日から気にはなっていたんだが、なんかメールが届いていない気がする。過去にも何回か数時間単位で同じようなことがあったので、「また一時的なトラブルかな?」と思っていたら、何のことはないウェブまで落ちているじゃないか。要はホスティング会社に止められていただけのようだ。

ここでようやく、ちょっと前に「今回お金落ちなかったけど?」という内容でホスティング会社からメールが来ていて調べてみたんだけど、落ちていないという履歴もなかったので、「そんなはずはないんだけど、おかしいようだったらもう一度返信してね。」というメールを送っておいたということや、ニューヨークでクレジットカードが使えなかったことなどがつながる。

つまり、私のカードが使えなくなっているということだね。

そういえば数ヶ月前に何の説明もなく新しいカードが送ってきていたんだが、色が趣味の悪い紫色だし、有効期限も変更なかったので、そのまま古い方を使っていたんだった。そのカードを出してきて見比べてみると、なんとカード番号の末尾2桁が違う。でもカード会社のページに行って確かめてみると、古い方の番号でログインもできるし、数日前に自動引き落としがちゃんと処理されている。

どういうこと?

まずはカード会社に電話してみると、「提携カードなので、そちらの方の担当から連絡させます。」とのこと、でも1時間半待ってもかかってこないので、「えーっと、ここって日本だよね?アメリカじゃないよね?」と思いつつ、提携先(要は私がヤマハにいたときに作ったカードなので、ヤマハフィーリングクラブがそれにあたる。)に電話をすると、電話を受けたことを確認しているがまだ担当が電話できない状態というようなことをいわれて、すぐに電話させてもらえるよう約束。

程なくして電話がかかってきて、「カードのシステムを変更したので(音楽教室の支払いとかその辺の変更らしい。)新しいカードを送った。」という返事。いやだからね、そういうことじゃなくて、何でカードの番号が勝手に変わるかってことなんだけどね?それを訊くと、「カードの世界の話なので判らない。」(原文のまま)とのお答え。さすが財団、使えない人間の吹きだまりだね。

その話を判る人から連絡させてね。と切れそうになりながらも頼んで、また待つこと1時間以上、やっと電話がかかってきたんだけど、今回は対応に慣れたカード会社の人。カード番号が変わったのに引き落としに問題がなかったのはなぜかということや、番号の変わってしまった経緯などを簡潔明瞭に答えてもらって、とりあえずは納得。

つまり、ヤマハ側のシステムが変わったので、カード会社的には末尾番号を変更してカード番号を変更した。よってカードは新しいものに切り替わったのだが、切り替わるまでの期間は古いカードでも使用できた。切り替わったあと、古いカードでの引き落とし依頼が来たときには、カード番号の変更をカード会社が引き落とし先に伝えて自動的に変更手続きがおこなわれていた。提携(マスター)先からの請求は自動変更ができず拒否してしまうのでホスティング会社からの請求や、海外でのカードの使用ができなかった。ということらしい。

なるほどねーと判った時点でもうこの件は終了。なんでこんなことで午後全部つぶさなくちゃいけないのかとか、釈然としないものは残るけど、これ以上文句を言ってもクレーマーになるだけだし。ま、でもこれでこのカード捨てる決心が付きました。カード会社が普通でも提携先が「使えない」からね。(怒)


21(金)

国際電話をかけて、ホスティング会社に電話をしてカード番号変更を伝えると、アメリカの会社にしては珍しく速攻でメール・ウェブともに復活して一安心。(まだちょっとPOPがのろい気もするけど。)

今日から春の体験入学が始まって、まずは3連チャンでの開催。いきなりレコーディングコースの体験入学者ゼロでいい感じ。まあ何回やってもゼロだと大問題だけど、来ても来なくてもギャラに変化はないので、来ないに越したことはない。(笑)

レコーディングってコンサートスタッフに比べて、普通の高校生には気づきにくい職業なんだろうな。

 


22(土)

ラジオDJの体験レッスンで名古屋に来ていた先生となんか戦争について話があってちょっと盛り上がる。要点は「平和というのは治安の安定した状態なんだから、中に警察・外に軍事力は絶対に必要。」ってこと。当たり前の考えだと思うんだけど、意外ととそういう人少ないんだよねぇ。北朝鮮みたいな無茶やっても何とか国って存続するんだから、「アジア諸国」の顔色伺いすぎることもないと思うんだが。だいたいこういう時のアジア諸国ってお隣の箸を使う2つの国のことだし。



23(日)

引っ越しの時にヤフオクで買ったファックスが壊れた。といっても、送受信には何の問題もないし、そうファックスの送受信をするわけでもないので、買い換えとか全然考えていないんだけどね。というか、この故障むしろ楽しい。

このファックスには小さな液晶が付いているんだけど、これがどういう訳だか文字化けを起こすのだな。しかも全部化けずに数文字だけ。表示された内容が微妙になまっていていい感じ。(まあ数字も化けるので、電話先が確認できないという不便さはあるけど。)

 


24(月)

今日はお休みなので、懸案事項であるハードディスクにたまりにたまったテレビ番組を片っ端から見る。いくら高速ダビングできるとかいっても、見るのは人間なんだから、倍速で見るわけにもいかず、朝から晩まで黙々と見て見まくり。でも当然一日平均3時間録画の2週間分の番組は終わらず、明日に持ち越し。テレビって見なければ見ないで全然平気なんだけど、見だすと見なければ気が済まないものなのね。

 


25(火)

今日もお休みなのでひたすら消化して、やっと見終えたらもうすでに夕方。ある意味贅沢な休日の過ごし方だな。

SONYのハンディカムのCMなんだが、「REC GO」にやられた。いや、ダジャレが寒いというんじゃなくて、ラジオボイスの男声がめちゃサウンド的にかっこいい。3・4拍の頭にはいるだけなんだけどね。こんな単純なものにツボがまだある自分にもちょっと驚きだけど・・・

 


26(水)

今日から6連チャンの体験入学。春休みとあって新三年生がやってくるんだが、半数は新2年生だったりするわけで、私が高校2年の時にそんなに進路のことを考えていなかったことを思うと、今の高校生って実はしっかりしているんじゃないかと思う。(でもやっぱり女性が多いんだけどね。男子、がんばれ!)

 


27(木)

伊東に行くならハトヤ♪というと私の世代には遺伝子レベルで記憶に残るCM曲なんだが、ふと気づいたのは、強力にインプリメントされている曲なのに、電話番号が4126しかわからない。

「伊東に行くならハトヤ・電話はヨイフロ」とまあAメロは見事だが、Bメロで「4126・4126はっきり決めたハトヤに決めた。」ってもったいなさ過ぎ。「4126」を2回繰り返すなら「0557・36ヨイフロ」ってフルで電話番号挟み込めるのに。インターネットもない時代に「静岡県伊東市湯川のハトヤ」って電話番号案内きける人も少なかっただろうことを考えると、すごくもったいなくないか?

 


28(金)

春の特番でただでさえ録画時間がずれて困っているところに、あの忌まわしき野球中継が始まる時期になってしまった。仕方なく毎週何曜日何時からという録画指定を個別指定に変えて、野球中継のあとの番組は最大ずれる可能性のある時間だけよけいに録画しなくてはいけないので、個別指定を更に手動で設定し直し。見るときも延々早送りしてからやっと目的の番組たどり着く。

いい加減に日本人全員が野球好きという発想から抜け出せないものか?ちなみに、サッカーもな。

あ、あとテレビ番組表の雑誌って思ったよりいっぱい出ているので、毎回違うのを買ってみるんだが、TVぴあはGコードの設定がいい加減すぎてだめだね。

 


29(土)

0パーセントという言葉を聞くたびに思うのが、「あープログラムが止まる。」ってこと。別にプログラマでも何でもないんだけど、パーセントのパーは「〜分の」とか「〜に対して」という意味で、セントは「100」という意味だよね。音楽のピッチを表すのに半音の1/100をセントという単位にしているし、100¢は1ドルだ。だいたい%という記号自体ゼロ2つをパー(スラッシュ)で横切っている。

ということは、0パーセント=0/100ってブラックホールができる「ゼロのわり算」でしょ?と考えると、「可能性0%」って「可能性無限大」ってことか・・・



30(日)

ニューヨークにいたときの暴飲暴食のせいで、最高体重が「確変」のゾロ目になってしまったので、さすがにやばいと思ってここ一週間ほどまずは食事制限を始めたのだが、(といっても、腹が空いたからといってすぐに食べないという程度だけど。)すぐに2キロほどは落ちたものの、そこからビタ止まり。まあ2回目以降のダイエットはそれほど食事制限が利かないというのは当然の話なので、あと3キロどうやって落とそうか思案中。

運動だけはしたくないんだよねぇ。(笑)

 


31(月)

独り言:「小学校のぞうきんって何であんなに黒かったんだろう?」

 


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