びっちBitch・じゃっぷJap・爛々乱

いやね。おじさんになるとどうも若い衆にはついていけなくってね。どうしても遠巻きに観察してしまうわけですよ。それで、やっぱりものすごくストイックに勉強する人ってこの学校にはほとんどいなくて、バカが多いんですよ。これを読まれている世の父親母親方、いくら息子や娘が「これからの社会には英語が必要」なんてそれらしいことを言っても、決して語学学校に留学なんかさせちゃいけませんぜ。本当にやる気があるなら日本でTOEFLぐらいうけて外国の大学に行くはずですから・・・

◇バカ第一位

自称メーキャップアーチスト（笑）の男性。D.J.もかじっているようだ。 以下は聞くともなしに聞いていた彼の会話。
「おれさあ、このまえクラブいってさあ、周り全部外人でさあ。 で、俺もちょっとD.J.やったんだけど、向こうのD.J.が『君とはぜひジョイントしたい。』って言うんだよ。ただ、言葉の問題があるからトランスレータをつけてくれってさ。」

幸せな奴というか何というか・・・ 『君とはぜひジョイントしたいが、トランスレータ（通訳）をつけてくれ。』という会話が成り立っているんだったら、トランスレータの必要なんてない訳で、どう考えても『俺たちと一緒にやりたいんだったら、トランスレータつけてくれよ』と言う、半分「おまえは来るな」的なニュアンスを、勝手にいいように解釈したとしか思えない。

彼の近況
最近学校を強制トランスファーさせられたという噂。レベル０から２に上がるのに半年以上かかり、出席率もよくなかったからでしょう。そういえば学校の近くの屋台のおっちゃんの肩をぽんとたたき、「は〜い！つーさーてぃ」と言ってのけたのも彼でした。彼が言いたかったのは、「２時半にチキン＆ライスを取りに来るから作っておいてね。」と言うことらしいです。それって日本語でも通じんぞ。

◇バカ第二位

某有名私立大学に在学中の女性。以前観光で来たときにクラブで黒人男性と知り合い、学校の夏休みを利用してその彼に会いがてら学校に来ていた。以下は聞くともなしに聞いていた彼女の会話。
「彼ねシンガー＆ダンサーなんだけど、今仕事なくて・・・でも他で働くの嫌いみたいで、ぶらぶらしてる。そういえば前に捕まったときの奉仕活動（アメリカでは犯罪に対する刑罰の一部に、公共の場の清掃などの奉仕活動がある）さぼってて、又刑務所いきかも知れないの・・・・

ご健闘を祈ります。（笑）

◇バカ第三位

某有名私立大学に在学中の女性。夏休みを利用しての短期留学。 以下はさんざん聞かされた彼女の会話。
「あのね、昨日ですねぇ、�｡セントラルパークの電気がきれいなところ？�｡で、パーティーがあってぇ、友達の友達が呼んでくれたんですよぉ。�｡も、すっご〜く楽しくてえ感動しちゃいましたあ。なんか夢見てたアメリカ〜って感じで・・・�｡それでぇ最後にすっごーくかっこいい男の人に声かけられて、もう感動〜。こんな事言ってちゃ日本の彼氏に怒られちゃうぅ。

一見結構かわいくて頭も良さそうな女の子だったんですが、実際はこんなもんですね。(^_^;　更にまだアメリカ人の本質に気付いていないみたいです。

◇バカ第四位

23歳の女性。

この女性は特に問題（？）があるわけではないのですが、フリーカンバセーションの時間に、「あい・こーる・まい・ぼーいふれんど・らすとない、あんど・ひー・でぃどんと・すてい・ほーむ、そー・あい・わず・あんぐりー、あんど・せっど・ひむ、あい・へいと・ゆー、あい・きる・ゆー」ってニコニコしながら言うのやめてくれんかなあ。大体おのろけ話聞かされるだけでもつらいのに、思いっきりジャパニーズイングリッシュで無茶苦茶な文法で話された日には涙が出そうになる。レベル７なら時制の一致や、接続詞、直接話法と間接話法って習ったろ？それに単に好きでないものは「Hate」、ちょっと気に入らないと「I'll kill you」というのは如何なものか・・・